以前、「ドラム式洗濯乾燥機にしてから粉石鹸洗濯をやめた」という記事を書きました。
結論から申し上げますと、
今年中にドラム式洗濯乾燥機と永久決別することにしました。
現在、使用中の洗濯機。
パナソニック Panasonic NA-VX3800L-W [ななめドラム洗濯乾燥機 10kg
https://www.yodobashi.com/product/100000001003665235/
【ドラム式のデメリット】
【1】水が少なすぎてきれいに洗えない。洗濯物が臭くなりやすい。
【2】時間がかかる。
【3】乾燥機能を使うと洗濯物がドブ臭くなるリスク。
【4】修理代が高い。
【5】乾燥フィルターの掃除が面倒。
【6】重い。
【7】デカイ。
【8】途中で開けられないので洗濯物の追加が出来ない。
【9】泡消し機能(洗濯槽のクリーニングが難儀)
【10】途中でメニュー変更不可
【11】高価。
特に嫌なのは、
【1】水が少なすぎてきれいに洗えない。洗濯物が臭くなりやすい。
【8】途中で開けられないので洗濯物の追加が出来ない。
【9】泡消し機能(洗濯槽のクリーニングが難儀)
【10】途中でメニュー変更不可
【11】高価。
【ドラム式洗濯乾燥機のメリット】
【1】洗濯から乾燥までノンストップ
【2】衣類乾燥機を置くスペースを確保しなくてもよい。
【3】洗濯槽の傾きが原因の停止は縦型よりは少ない。
【4】縦型よりはデザインがよい。(ヨーロッパのドラム式洗濯機と比べるとださいけど)
「そもそも洗濯&乾燥一体型は無理がある。
二漕式洗濯機&ガス衣類乾燥機が究極の最強コンビ」
という結論に至りましたが、
●二漕式は横幅が広いので全自動洗濯機対応の防水パンに設置できない。
●ガス衣類乾燥機はガス栓が使用できる家でないと設置できない。
という事情により、賃貸暮らしをしている間は、
全自動洗濯機&電気式衣類乾燥機で乗り切ることにします。
ほんとは今すぐにでも買い替えたいのですが、諸事情の為エックスデーは数か月先です。
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【ドラム式洗濯乾燥機のデメリット】
【1】水が少なすぎてきれいに洗えない。洗濯物が臭くなりやすい。
数年前に縦型洗濯機&ガス衣類乾燥機からドラム式洗濯乾燥機に変えました。
それまでは洗濯物のニオイに悩んだことなんぞなかったのにドラム式洗濯乾燥機にしてから石けん臭やら鉄臭やら雑巾臭やらに悩まされるようになりました。
ニオイ対策に様々なことを行い、よくはなりましたがそれでも縦型洗濯機で洗っていたときのような状態にはまだ戻っていません。
原因は水量の少なさだと確信しているので縦型に戻し、そして二度とドラム式は買わないことにしました。
日本のドラム式は水量が少なすぎます。節水しすぎ!ヾ(。`Д´。)ノ彡
25年ぐらい前に韓国製のドラム式洗濯乾燥機を使っていましたが、使用水量はこんなに少なくなかったです。
※ミーレ洗濯機もそれほど使用水量が多くないですが、高温洗濯が可能なので菌が発生しにくい(=臭くなりにくい)と思います。
●ミーレのドラム式洗濯機。使用水量75L
https://m.miele.co.jp/media/ex/jp/pdf/19-0867_gesamt_pr_compressed.pdf
洗濯のプロによると、洗濯は「洗い」ではなく「すすぎ」と「脱水」で汚れが落ちるそうです。
プレウォッシュで汚れを浮かせ、洗濯機の「洗い」でさらに汚れを浮かせて繊維から剥がしていきます。
そして「すすぎ」と「脱水」で完全に繊維から剥がすことで汚れが落ちるそうです。
洗濯ブラザースの洗濯方法
洗濯ブラザースさんの著書によると、うろ覚えですが、すすぎに使う水が少なすぎると汚れが剥がれきらないだか、再付着するだかで、きれいに洗えないそうです。
研究のために自宅にドラム式を設置しているそうですが水量が不足しているとのことです。
現在、私は浴室からシャワーホースを引っ張ってきて直接洗濯機に48℃の湯を投入するという力業を行っています。
ニオイはマシになりましたが、途中で冷水とブレンドされて水温が下がるからか、すすぎは冷水なせいか、縦型洗濯機よりまだ劣っています。
あの頃はヨカッタナァ。戻りたいヨ……!( ノД`)シクシク…
【2】時間がかかる。
縦型洗濯機は脱水を10分に設定したら10分後に脱水が終わります。
しかし、ドラム式は実際の脱水作業以外に何かをしているらしく20分かかります。
1分設定にしても10分後に終了します。
【3】乾燥機能を使うと洗濯物がドブ臭くなるリスク。
乾燥機能を使用すると排水管が乾くので下水のにおいが洗濯機内に流れ込んで洗濯物が下水臭くなることがあるそうです。
我が家は合成洗剤や柔軟剤を使用していない上に軟水器やら活水器やらを設置しているせいか、はたまた機種に恵まれているのか、理由は分かりませんがこのような事態は起こっていません。
が、どうしようもないほど下水が臭い家に引っ越したらドブの洗礼を受けるかもしれません。
(洗濯だけなら排水管がカラカラに乾くことはないのでドブ臭くなりにくい)
【4】修理代が高い。
縦型より造りが複雑なのかな?
【5】乾燥フィルターの掃除が面倒。
フィルターの凹凸が多いので掃除しにくいです。
乾燥フィルターの奥にいたっては底なし沼のようになっているので途中までしか掃除が出来ません。
衣類乾燥機の方がまだ楽です。
凹凸が少ないので掃除機で一気に吸えますし、使い捨てのフィルターという方法もあります。
【6】重い。
100キロ近くあるので家によっては補強が必要です。
引っ越し時の設置料金も縦型より高いです。
【7】デカイ。
ドラム式洗濯機は奥行きや幅があるのでマンションや賃貸の防水パンに入らない可能性があります。
うちは転勤族なので引っ越しが多いです。
転勤が決まったら1週間ぐらいで家を決めます。
とにかく時間がない上に他社の転勤族と物件の取り合いになるので「どうしてもこれだけは譲れない!」という条件さえクリアしてたら他の条件は諦めます。
「手持ちの家具や家電が設置可能かどうか?」なんて条件は絶対条件に入っていないので、泣く泣く廃棄することもあります。
ガス衣類乾燥機も今の住居に設置不可だったので泣く泣く手放しました。
廃棄の可能性を考えて、夫が定年退職するまでは大きな家具や家電は安いもの以外は買わないことにしていますが、私は衣類乾燥機がないと生きていけない族なのでドラム式洗濯乾燥機を買ってしまいました……!
次の家には設置不可能かもしれません。
【8】途中で開けられないので洗濯物の追加が出来ない。
開けると泡が溢れて大変なことになります。
洗濯物の追加が出来ないのは不便~。
【9】泡消し機能(洗濯槽のクリーニングが難儀)
泡が立ちすぎると洗剤投入口等から泡が溢れて故障の原因になるので、それを防ぐ為に泡が立ちすぎると自動で泡消し機能が働きます。(泡が排水される)
これの何が嫌かっちゅーと酸素系漂白剤で洗濯槽クリーニングを行うとアワアワに反応して排水されてしまうので十分なクリーニングが出来ないこと。
(メーカーは塩素系漂白剤によるクリーニングを推奨)
【10】途中でメニュー変更不可
他の機種は分かりませんが、私が使っているドラム式洗濯乾燥機は運転が始まったらすすぎの回数や脱水時間の変更が出来ません。
【11】高価。
機種にもよりますが、縦型洗濯機+衣類乾燥機の組み合わせの方が安いです。
一体型はどちらかの機能が先に壊れたら買い替える必要がありますが、洗濯機+乾燥機なら片方だけ買い替えればいいので買い替えコストも抑えられます。
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【ドラム式洗濯乾燥機のメリット】
【1】洗濯から乾燥までノンストップ。
これはとても大きなメリット。
【2】衣類乾燥機を置くスペースを確保しなくてもよい。
我が家は上部に収納棚が設置されているので洗面所には衣類乾燥機を設置出来ません。
今住んでいる家で洗濯機と衣類乾燥機を別に設置することになったら衣類乾燥機は私の部屋に設置せねばなりません。
【3】洗濯槽の傾きが原因の停止は縦型よりは少ない。
以前、日立の縦型洗濯機を使用していたのですが、洗濯物がちょっと偏っただけで脱水が止まって非常にストレスでした。
(もしかしたらセンサーが過敏な設定になっていたのかも?)
ドラム式は脱水に関しては縦型みたいに繊細でないのか、止まったことはほとんどありません。
【4】縦型よりはデザインがよい。(ヨーロッパのドラム式洗濯機と比べるとださいけど)
ななめドラムなので腹がつきでたオッサンみたいな感じで、ヨーロッパのシュッとしたドラム式洗濯機と比べるとダサイですが、それでも縦型よりは生活感がありません。
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お買い物レビューに「ドラム式洗濯乾燥機買ったけどうちは臭くないですよお。買ってよかった♪」と書いている人はおそらく買ってまもないのだと思います。
もし、「購入して3年以上の人のみ限定」のレビューコーナーをつくったら、購入者の怒りによる負のパワーに溢れたおそろしいコーナーになると思います。
ドラム式洗濯乾燥機からどの商品に買い替えるのか?は後日記載します💛