松葉ジュースを作ってみた。
想像以上にまずい。
とてもじゃないが、殺那ワ●チン対策じゃないと飲めないまずさ。
私ですらこうなのだから夫が飲んだらトラウマになること必至。
いくら改良しても今後一生飲んでくれることがないレベルのまずさ。
私の場合は、味ではなく松ヤニが舌にベトッと張り付く感触が嫌なのだが、夫はきっと味を嫌がると思う。
チャンスは一度だけ。
確実に夫でも飲めるものを完成させるまでは一口たりとも夫にはだせない。
りんごジュースを混ぜると飲みやすくなるよ!とどこかに書かれていたので、りんごジュースを混ぜてみた。
りんご瞬間ノックダウン。
松葉の個性が強すぎてリンゴジュースごときでは太刀打ちできない。
バナナならどうじゃ?
最初、何も考えずに松葉とバナナを一度に入れてミルサーで砕いてしまった。
松葉ジュースは松葉カスがたくさん出るのでそれを茶漉しで濾すのだが、バナナのネトネトが邪魔して濾せない。
仕方がないので松葉を吸わないようにチビチビすすったのだが、それでも小さくカットされた松葉が口に入ってくる。
お~げ~。
次はちゃんと考えて一旦松葉ジュースを作って茶漉しでサラサラにした状態のものをミルサーに戻してバナナを入れて再びスイッチON!
中々イケる!
バナナの甘さとねっとりした感触が、松葉の苦さと松ヤニのベタベタを消してくれる。
これならうるさい夫も飲んでくれるじゃろう、と200ccぐらい飲ませてみた。
ところが、「え。こんなに飲まなきゃいけないの?」とかほざく。
首を絞めてやりたい衝動を必死に抑えて「初回だから作り過ぎちゃった♪えへっ♪」とテキトーなことを言って飲ませた。
「まあ、これならなんとか飲めるかな……」と赤点ギリギリのOK。
余談だが、渋々飲んでやってみたいな態度をとっていたくせに翌朝モリモリ排便しとった。
松葉は関係ないかもしれないが、夫は長年便秘に苦しんでいるので「松葉のおかげだ!」と思ってくれたら毎日飲んでくれるかもしれない。
松葉ジュースの量が多すぎるというクレームがきたので次は水を少なめにして作ってみた。
バナナとブレンドすると濃厚ミックスジュースの出来上がり。
「ささ。本日の松葉ジュースですよ~♪」と差し出すと今度は、
「味が濃いな。昨日ぐらい薄いのがいい」
(#^ω^)(#^ω^)(#^ω^)(#^ω^)(#^ω^)
怒りで一瞬記憶が飛んでしまったが、なにはともあれ飲みほしてくれたのでよしとした。
ちなみにミルサーは岩谷のものを購入した。
看板に偽りなしで音が小さい。
これなら夜中や早朝でも作れる。
場所もとらないし片付けも楽。買ってよかった。